もっと家族と過ごす時間を増やしたい。自分の時間がほしい。
とくに子どもが小さいうちは、スケジュール通りにいかないことが多いですよね。毎日バタバタ。
育児に仕事、家事と、働く母の毎日は本当に忙しいですよね。でも、小さな工夫を少しずつ取り入れることで、気持ちがラクになり、家族と過ごす時間も楽しめるようになったんです。
この記事では、私が実際に試してきた「ワーママのリアルな1日と楽にするためのヒント」をご紹介します。
忙しい毎日だからこそ、無理せず続けられる方法で「私らしく」育児と仕事を楽しむためのアイデアが見つかるかもしれませんよ。
時短ワーママの1日の流れ
子どもの準備が中心。自分の準備はシンプルに、朝食もさっと済ませます。
子どもの登園を夫が担当のため、私は出勤
お迎えまでの間にホットクックで夕飯作り
帰宅後ホットクックのご飯ができるまで子供と遊ぶ
夫の終業時間を待ってみんなで食事。残業の時は子供と二人で食事。
隣にいるだけ。ゴロゴロしてると眠ってくれます。
子供が寝たらスマホで動画を見たり漫画を読んだり。その後就寝。
時短ワーママの朝から夜までの過ごし方
子供が0歳〜2歳の時に工夫した、1日のスケジュールを詳しくご紹介します。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!
朝の支度【自分編】
朝は「自分の準備」にかかる時間をとにかく短くするように心がけています。なぜなら、子どもは準備をしていても予期せぬことが多いからです。
朝の支度は、割合として、
7割が子どもの準備、2割が自分の準備、そして残り1割を前の晩に用意
といった感じです。私の準備は、以下のようにシンプルなものにしています。
洗顔
朝は水洗いのみです。年齢とともに乾燥肌になりやすく、余計な皮脂を落とさないためにも、洗顔は水だけで済ませています。
着替え
毎日同じ服を着ています。通勤時しか私服を着る機会がなく、職場は制服なので、通勤服は「制服化」しています。ユニクロのワッフルTシャツとGUのパンツを各3枚ずつ用意し、毎朝悩まずに着られるので時短にもなって効率的です。
食事
昨晩の残り物を活用しています。夜ごはんの一部をあえて残し、一皿にまとめておくことで、朝は温めるだけですぐに食べられます。立ち仕事なので、朝食はしっかり摂ってエネルギー補給を欠かさないようにしています。
化粧
最小限のアイテムだけです。もともと化粧は薄めですが、ファンデーション、アイブロウ、眉マスカラのみ。職場ではマスクが必要なので、アイメイクは気が向いた時のみです(笑)。時間も手間もかけたくないので、石けんでオフできる化粧品を選んでいます。これなら子どもとお風呂に入る時も、サッと落とせて楽ちんです。
朝の支度【子ども編】
前夜に洋服や荷物を準備しておく
服やオムツ、持ち物は前夜にまとめて準備しておきます。
朝の時間短縮には、前の晩に「服」「持ち物(オムツやタオルなど)」「保育園の連絡帳」をセットで準備しておくと便利です。
前日の残りものをまとめておく
子どもの朝ごはんも、基本的には前日に用意しておき、朝は温めるだけにしています。1歳の頃は特に食べムラも少なく、パクパク食べてくれて本当に助かりました。
もし前日の残りがない日は、パンや納豆ごはんなど、簡単に食べられるものを用意します。こうしておくと、子どもも親も余裕を持って落ち着いて朝を過ごせます。
気が散らないように場所を決める
朝の支度は、場所を1カ所にまとめると集中しやすくなります。
我が家では、朝の準備は「リビング」と場所を決めて行うようにしています。
リビングには「オムツ」「服」「保育園のバッグ」「上着」をすべて1カ所にまとめて置いておくので、必要なものをすぐに取り出せて、親の負担もぐっと減りました。
時短勤務で無理なく働くための工夫3つ
育児をしながら看護師として時短勤務で働く毎日では、限られた時間内で効率よく業務をこなさなければならず、「もっと時間があれば…」と思うことも多いです。
ここでは、外来勤務で働く私が取り入れている、無理なく働くための3つの工夫をご紹介します。
患者さんの情報は事前に把握する
その日の患者さんの情報を事前に確認しておくと、当日スムーズに動くことができます。
たとえば、予約表や患者情報を朝に確認し、気になる点をメモにまとめておきます。
仕事柄、突発的なイベントの発生も多々ありますが、事前の準備で少しは気持ちに余裕を持てます。
事前準備は大事ですが、前残業はしませんでした。前残業は看護師業界の悪しき風習ですね…。
ルーチン業務はリスト化
育児をしていると、仕事で気が散りやすい場面もありますよね。ルーチン業務をチェックリストにしておくと、抜け漏れなく進められ、時短勤務でも安心して業務を終えられます。
保育園から急な呼び出しがあった時も、「どこまで業務が終了したか」をスタッフに共有しやすくなるので、チェックリストはとても助かっています。
スキマ時間で勉強
育休から復帰後、異なる部署に配属され、知らない業務や知識が多く、勉強が必要な場面が増えました。しかし、なかなかまとまった勉強の時間が取れませんでした。
そこで、業務が少し落ち着いた時に、下記のことをしていました。
- 本を読んで勉強
- 学んだ内容をポケットに入る小さなノートにまとめる
家に本を持ち帰っても、疲れて寝落ちしてしまうことが多かったので、職場で全部完結させていました。
帰宅してから寝かしつけまでの流れ
仕事から帰宅
残業がなく帰れた日は、保育園のお迎え前に一度自宅に帰り、夕飯の支度をします。
調理家電「ホットクック」での夕飯準備のため、私がやることは材料と調味料を入れるだけ。
鍋に入れたら、スイッチを押して保育園にお迎えに行きます。夕飯支度は20〜30分ほどです。
通っている保育園では、お迎え前の行動について特に厳しい決まりがないため、一度自宅に戻っています。買い物が必要な日は、そのまま立ち寄ってから帰宅することもあります。
帰宅後、まずは翌日の保育園の準備を済ませる
帰宅後すぐ、翌日の保育園準備に取り掛かります。
- 着替えやオムツのセット
- 先生からのお知らせを確認
- 汚れ物があれば、洗濯を回す
後回しにすると忘れがちなので、なるべくこのタイミングで済ませておくのがポイントです。
子どもと遊ぶ
保育園のお迎え前に、ホットクックで夕食を準備したので、完成までの間は子どもと遊びます。
ホットクックは料理中に手が空くので、その時間を子どもとの時間にすることができます。
夕飯を一緒に食べる
夕食は子どもと一緒にゆっくり食べます。
なるべく家族みんなで食べたいので、夫の仕事(在宅)が終わるのを待っていますが、仕事が遅くなる時は子供と二人で食事をしています。
20時には寝かせたいので、夕飯の時間が後ろ倒しになるのは避けたい…。
お風呂
最後は夫と協力してお風呂タイムです。
夫と交代しながら、寝かしつけの前にお風呂を済ませるようにしています。
お風呂のあとに毎日絵本を読んで、寝る時間を意識してもらっていました。
夫婦で分担&時短家電フル活用!無理なく続ける工夫あれこれ
時短勤務とはいえ、仕事と育児、家事のすべてを1人でこなすのは大変ですよね。
家庭で分担や便利な時短アイテムを活用で、どんどん負担を減らしていきましょう!
ここでは、私が実践している家事の分担と、役立つ時短アイテムをご紹介します。
育児は夫婦で分担し、負担を軽減する
我が家では、保育園の送り迎えを分担しています。また、風邪を引きはじめたら、発熱時に迎えに行く担当を、事前に打ち合わせします。
その時期の仕事の忙しさ具合で、急病時のお迎え担当を決めています。夫はフリーランスで、私は会社員なので、有給のある私がお迎えに行くと経済的損失は少ないですが、精神的負担を考慮しています(笑)
ホットクックや食洗機などの時短家電をフル活用
わが家の家事負担は9:1で私です。
時短家電がなければ今頃どうなっていたか、想像するだけでゾッとします。
下記の時短家電をフル稼働させて、家事を済ませています。
- 食洗機
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- ホットクック(自動調理器)
- ヘルシオオーブン
このご時世、結構電気代がかかりますが、家事代行を頼むことを考えれば安いと思って使っています。(家事代行も試してはみたい…!)
何より、時間が増えることで、気持ち的な余裕もでき、イライラすることが少ないです。
そのほか、家事時短の工夫はこちらの記事で紹介しています。
私が見つけたワーママ生活を楽しむヒント3つ
働きながら育児と家事を両立する毎日は、忙しくて思い通りにいかないことも多いですが、少しずつ「楽しみ」を見つけられるようになりました。
ここでは、私自身が日々の生活で取り入れている「ワーママ生活を楽しむためのヒント3つ」をご紹介します。
完璧を目指さない
家の中が片付いていないと気持ちが沈むこともありますが、
「ちゃんとご飯が食べられて、眠れればそれで良し」と思うようにしています(笑)
全部きちんとできなくても、「まあ、いっか」と思うくらいの気持ちで過ごしています。
ただ、汚れが溜まってしまうとやる気がどんどん失せてしまうので、できる範囲で少しずつ進めるようにしています。
例えば、「あ、トイレが汚れてるな…」と気になった時に、拭けるところだけさっと拭いて、残りはまた次の機会に回す、という感じで。
小さな楽しみを積極的に取り入れる
ささやかなことですが
仕事終わりにケーキを買って帰ろう
来月は友達とご飯に行こう
など、ちょっとした楽しみを見つけて、毎日にメリハリをつけています。
また、旅行が好きなので、近場への旅行を計画してリフレッシュすることも。
とはいえ、子どもがいると完全にリフレッシュ…とはいかないんですけどね(笑)。
「今だけ」だからいつかは終わる
これが一番難しい。
乳児期を過ぎたからこそ言えることですが、大変なのは今だけと思って過ごすようにしています。
でも、子どもが3歳になると、だいぶコミュニケーションが取れるようになり、自分でできることも増えてきて、「少し楽になったかも」と感じるようになりました。
今は絶賛0歳児育児中ですが、心持ちが変わったおかげか、以前よりも少し気が楽です。
本当にしんどい時は誰かに話すのが一番いいですね。夫や親、友人、時にはネットも活用して。
まとめ
ワーママとして、育児も仕事も毎日全力ですが、少しの工夫や「まあ、いっか」の気持ちがあるとラクになります。大きなポイントは2つです。
- 時短家電や家事の分担で無理なく乗り切る。
- 小さな楽しみを作って気持ちにゆとりを持つこと。
毎日をちょっとでも楽にしながら、自分らしくワーママ生活を楽しんでいきましょう。
この記事がそんなヒントになれば嬉しいです!
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