「保育園選び、どうしよう?」と悩んでいるママパパさんも多いのではないでしょうか。
私もその一人で、最初は何を基準に選べば良いのか全く分かりませんでした。子どもにとって初めての集団生活の場であり、日々の成長を支える大切な環境だからこそ、慎重に選びたいと思いました。
今回は、私自身が保育園選びをする中で大切だと感じたポイントを、体験談を交えてご紹介します。
妊娠中から始まる情報収集
私は出産と同じくらい保育園入所を心配していました。
待機児童が多いと言われている上に、私の住む地域は激戦区だったのです。
妊娠届を出しに役所に行った際に、保育園の入所についても聞いたよ。
職場の様子から、一年で復帰するのが当たり前だったので、「落ちたら大変…。」と不安になっていました。
保育園選びで重視したポイント
自宅から保育園までの距離
我が家は車を所有していないため、保育園までの距離は重要でした。さらに、雪国のため悪路を歩くこともあります。
成長して体重が増えると抱っこが大変そう。冬道は滑りやすいし近いところがいいなあ。
そのため、徒歩10分を目安に検討することにしました。
働いている病院に附属の保育園もありましたが、子供を背負って通勤電車に乗るのは困難と考え、選択肢から外しました。
保護者会(役員)があるか
育児と仕事だけでも手一杯な中、保護者の集まりが多いと正直面倒…。
行事の企画や意見の取りまとめなど、保護者が主体となって行う集まりがどのくらいあるのか見学時に確認しました。
保護者会が盛んな保育園は選択肢から外しました。
せっかくの仕事休みはゆっくり過ごしたり、子どもたちとの時間に充てたりしたいと思ったからです。
バザーの準備や夏祭りのテント設営、集金係、茶話会など結構アクティブな園もあったよ。
勤務表の提出があるか
看護師はシフト制のため、勤務が不規則です。
そのため、勤務表提出を求められる保育園があります。
「仕事帰りに買い物に行ったりもできない…。」と嘆いている友人もいました。
保育園見学の際に確認したところ、現在の通っている園では
シフト提出はありません。受診や用事がある時は大丈夫ですよ。
と言ってくれました。
もちろん、仕事が休みであることを伝えたり、早めに迎えに行ったりするようしていますが、このような一言があるだけで少し心に余裕が生まれます。
オムツについて
オムツについても、いくつか気になる点を事前に確認しました。
- 布オムツではないか
- 紙オムツの持ち帰りはあるか
布オムツ
布オムツは、肌に優しく、トイトレもスムーズと聞くよね。
でも、費用や手間がなあ…。
布おむつには、環境や経済的なメリットもありますが、保育園での対応や家庭での準備など、保護者が負担を感じることがあるかもしれません。
私は布オムツの手間を考え、紙オムツの保育園を選択しました。
紙オムツの場合でも保育園によって様々なきまりがあるようでした。
紙オムツ
- 使用済みオムツの持ち帰りはあるか
- オムツは持参かサブスクか
使用済みオムツの持ち帰りはあるか
私は5つの保育園を見学に行きましたが、オムツ持ち帰りのところはありませんでした。
持ち帰りの園が存在すると聞いていましたが、現在は減少しているようです。
ここ数年でオムツ持ち帰りの園は減少していますね。負担が減って嬉しい。念の為見学時に聞いておくと安心!
オムツは持参かサブスクか
今通っている園では持参でしたが、途中からサブスクになりました。
サブスクを始めてみて感じたメリット、デメリットは以下です。
私は名前書きや管理などは手間に感じなかったため、割高と感じました。しかし、保育士さんの管理や手間を考えるとサブスクの方が円滑で良いなと思います。
在庫の管理やほかの園児との間違いなどがなくなる分、保護者とオムツに関するやりとりがなくなります。
その分、他の話題でコミュニケーションをとる時間が増えたと思います。
私も看護師として、オムツのサブスクを患者さんに利用してもらっていましたが、残りが少なくて焦ることや、不足時の貸し借りなどがなくなり、ストレスフリーでした。
先生同士のやりとりや園児の表情
やはり、一番大切なのは園の雰囲気です。
子どもたちが楽しそうにのびのび過ごしているか。
また、先生同士のやりとりも見学時にそれとなくチェックしていました。
職場の人間関係が良いと、園児にしっかり向き合う余裕があると思ったからです。
先生たちの接し方が、園児の雰囲気にも現れてると思う。
自分もそうだけど、どんなに忙しくても、人間関係が良ければ心のゆとりは違うはず。
今通っている園は、見学した際に、保護者の質問にしっかりと答えてくれました。
また、先生同士が細かく報告しあっている様子や笑顔が多くみられたことも好印象でした。
あとは、直感も大切です!
あまり気にしなかったこと
認定こども園か保育園か
認定こども園は幼稚園と保育園の両方の役割があります。
幼児教育があるに越したことはないですが、わが家の徒歩圏内には認定こども園がなかったため、保育園を選択しました。
保育園であっても、幼児教育に力を入れているところもあるので、見学時に確認するとよいかもしれません。
現在通っている園も、空手や陸上、英語などを月に数回行っていました。
保育園でも色んな体験をさせていただき、楽しそうです。
園庭があるか
園庭は「安全な空間で遊ぶことができる。」「飼育や栽培ができる。」などのメリットがあります。
私は園庭の有無について全く気にしていませんでしたが、ある友人は園庭を重視していました。その理由は、当時、園児の散歩中に車が突っ込む事故がニュースで話題となっていたためです。
園庭があれば、移動による交通事故の遭遇率は少ないと判断したようです。
ご家庭の方針によって選択肢の一つとして考えてみると良いでしょう。
今通っている園は園庭がないけど、すぐ近くに公園があります。
メリット色んな公園に歩いて行くのでとても体力がついたように感じる。
デメリット 小学生が多くいるから、安全管理が大変そう。
看護師が在籍しているか
ケガや病気、アレルギー発症時に医療者がいると安心感がありますが、わが子は特に病気や重篤なアレルギーなどはなかったため、優先度は高くありませんでした。
これも確認!10個のチェックリスト
- 手作りで用意するものはあるか
- 抱っこ紐やベビーカーは預かってもらえるか
- 連絡帳はあるか(紙媒体orアプリ。何歳までか。)
- 毎日の持ち物は何か
- 年間行事や保護者参加のイベントはどのくらいあるか
- 熱が何度でお迎えか
- 園児が密になっていないか
- 先生の目が行き届いているか
- 安全対策(ケガ防止の構造や配置となっているか。不審者対策など。)
- 園内の掲示物
まとめ:ポイントを押さえてから見学へ!
「ここは譲れない」「あったらいいな」「これだけは絶対嫌だ」などいくつかまとめておくと、冷静な目で見学することができます。
意外と直感も大切なので、「何か少し違うな?」と思ったことも、見過ごさないようにすると良いかもしれません。
以上、保活の参考にしてみてくださいね。
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