申し送りが毎回長くなっちゃう。もっと効率よくできたらいいのに。
こんな悩みはありませんか?
限られた時間の中で、全ての情報をきちんと伝えることはとても大変ですよね。
さらに、長引くことで他の業務にも影響が出たり、気持ちに余裕がなくなることもあるかと思います。
そんな悩みを抱えている看護師さんに向けて、少しでも負担を軽くし、時間を有効に使える「申し送り短縮のコツ」をこの記事でご紹介します。忙しい毎日の中で、少しでも役立つ情報をお届けできれば幸いです。
- 申し送りを効率化し、すぐに実践できる方法がわかる
- 短時間で重要な情報を正確に伝えるコツが学べる
- チームでの情報共有がスムーズになり、ストレスを軽減できる
申し送りを短縮できると、他のケアや業務に時間が使えるね!
申し送り短縮のコツ7選
1.準備をしっかり行う
事前の準備は非常に重要です。伝えるべき情報をあらかじめ整理しておくことで、話がまとまりやすくなり、不要な説明を省けます。
たとえば、患者の経過やその日の状態をメモにまとめるだけで、スムーズに申し送りを進めることが可能です。
- 患者の症状を簡単に整理する
- 重要なポイントをメモする
- カルテや記録を確認しておく
しっかり準備をしておくことで、話の流れがスムーズになり、無駄な時間を削減できます。
2.伝えるべきポイントを絞る
伝えるべき内容を優先順位に従って絞ることが重要です。
全てを詳しく伝えるのではなく、特に重要な情報や注意点に焦点を当てることで、相手にとっても理解しやすくなります。
たとえば、患者の急変や重要な検査結果などは優先的に伝えるべき内容です。
- 急な症状の変化
- 重要な治療内容や薬の情報
- 次の勤務者が注意すべき点
伝えるべき情報をしっかり絞ることで、申し送りの時間が短縮されるだけでなく、重要な情報の見落としも防げます。
3.チームでの情報共有を活用
チームでの情報共有をうまく活用することが大切です。
特に、電子カルテやメモを共有することで、全員が同じ情報を把握でき、詳細な説明を省くことが可能です。情報を共有することで、申し送りは簡単になります。
- 電子カルテで情報を一元化
- 短いメモを共有しておく
- 口頭での補足は最小限に
チーム内での連携がスムーズになると、申し送りの効率が格段に向上します。
私が働いていた病棟では、カルテに記載していないことは、申し送らなくても良いことになりました。なので、お局への申し送りがある日は、優先的にカルテに記録を入れていました(笑)
4.フォーマットを活用する
決まったフォーマットを使用するのが効果的です。フォーマットに沿って話すことで、必要な情報を過不足なく伝えられます。
また、誰もが理解しやすい形式で情報が整理されているため、伝達ミスも減ります。
例えば、「患者名」「状態」「治療内容」「次の指示」といった項目を使ったフォーマットを活用すると良いでしょう。
- 患者の基本情報
- 重要な治療や処置
- 次にきをつけるべき点
フォーマットを活用することで、情報が整理され、無駄なく効率的な申し送りが実現します。
新人の頃は、申し送り項目を作っておいて、スムーズに読めるようにしていたよ。
5.短いフレーズで要点を伝える
長く話すのではなく、短いフレーズで要点を伝えることが大切です。
複雑な状況でも、最も重要な部分を簡潔に伝えることで、相手にわかりやすく、早く理解してもらえます。
例えば、「患者Aは昨夜から高熱が続いています。抗生物質を投与しました」というように、要点をまとめて伝える方法です。
- 長い説明は避け、要点を押さえる
- 患者の状態と処置を簡潔に伝える
- 複雑な内容も短い文にまとめる
短く要点を伝えることで、時間を大幅に節約でき、相手にも正確に伝わります。
6.感情に任せて話さない
特に夜勤明け。せん妄の患者さんや急変対応に追われ、「やっと終わった…。」となっている時。
アドレナリンが出ていて興奮気味に語ってしまうことありませんか?
一旦落ち着いて、必要な箇所だけを申し送るようにしましょう。
私もこれはやってしまったことがあります。無駄に話がうまいスタッフがいて、聞き入ってしまうこともあって面白いこともあったけど(笑)
7.相手の理解度に応じて説明を調整する
ベテラン看護師と新人では、必要な説明の詳しさが異なります。相手がすでに理解していることは省略するなど、相手に合わせて話すことで短縮できます。
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まとめ
申し送りを短縮することは、毎日の忙しい業務を少しでも楽にする大切な工夫です。
本記事で紹介した7つのコツを実践すれば、無駄な時間を減らしつつ、必要な情報をしっかりと伝えることができるはずです。
毎日の仕事が少しでも楽になって、みなさんが笑顔で働けることを願っています。ぜひ、試してみてください!
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