【共働き】家事の仕組み化を極めたら月50時間の家事が減りました

働くママ

家事って本当にやること多い。仕事も育児もあるし…。もっとラクになる方法はないかな?

こんなお悩みを解決します。

私は普段、看護師として働いています。

業務量が多い仕事のため、時間管理と効率化は超重要!

これを家事にも応用してみたら、50時間の家事時間削減に成功しました。

りさ

この記事では、忙しい毎日の中でも手軽に取り入れられる家事効率化のコツをお伝えします。

この記事を書いた人
  • アラサー看護師
  • 2児の母
  • 夫婦の家事負担割合は9:1で妻
  • 時短家電フル活用で50時間の家事を削減
こんにちは!
目次

家事効率化のカギは「仕組み化」することから

家事を効率化するためには、「仕組み化」=「考えなくてもスムーズに動く状態」にすることが大切です。

「仕組み化」が大切な理由を3つお伝えします。

毎日の家事にかかる「決断疲れ」を減らせる

仕組み化することで、毎日の小さな決断が減り、無駄な疲れを減らせます。

家事は「何からやる?」「今日は何食べよう」など、意識しない小さな決断がたくさんあります。

小さなことですが、積み重なると結構なエネルギーです。

「家事の仕組み化」の例は以下です。

  • 掃除道具を使う場所のすぐそばに置いておくと、迷わず掃除を始められる。
  • 皿の用途を決めずに使うことで、選ぶ手間を省ける。
りさ

仕組み化することで「迷う時間」を減らし、家事に取り組むハードルを下げられます。

動線が良ければ、ほぼ動かず完結する

家事は、決まった動きに合わせてものを配置すると、効率よく進めることができます。

スタートとゴールが遠いと、行き来に時間がかかったり、その間に他のことが気になってしまいますよね。

例えば、

  • 洗面所の中で「洗濯」「畳む」「しまう」を完結することで、動線が短くなる。
  • 郵便物は受け取った瞬間「開封」「処理」「しまう(捨てる)」ができるよう流れをつくる。
りさ

動線を考えると、小さな動きで家事を終えることができます。

仕組み化すると時間と心に余裕が生まれる

仕組み化は、時間と心の余裕を生み出し、日々をラクにしてくれます。

仕事や育児に追われる日々…。その中で家事もやるとなると、全然自分の時間がとれませんよね。

仕組み化することで、家事が早く終わり、その分の時間をリラックスや趣味に使えます。

りさ

朝は、子どもの横でのんびりコーヒーを飲んでいます。寝かしつけのあとも、勉強したりブログを書く時間にできています。

仕組み化は、忙しい日々に余裕を作り出し、暮らし全体をラクにしてくれます。

家事を仕分けして優先順位をつける方法【最初にやること3つ】

家事の効率化を始めるなら、まずは「何をやるべきか」を整理することが大切です。


タスクを仕分けして優先順位をつけることで、「これだけやればOK」とスッキリした気持ちで動けるようになりますよ!

家事を「やること」と「やらないこと」に分ける

家事を「やるべきこと」と「やらなくても良いこと」に分けて整理しましょう。

全部の家事をこなそうとすると、時間もエネルギーも足りなくなってしまいます。

りさ

優先順位をつけて、「やらならくても良い家事」を見つけるのがポイント!

例えば、

  • 調味料はつめかえしない
  • 洗濯ものはたたまずハンガーのまま収納
  • 食器は食洗機で洗う

つめかえはおしゃれですが、ひと手間かかるので、私は最低限しかしていません。

「やらない選択肢」を取り入れることで、効率的に家事を進められるようになります。

りさ

「やめてもOKな家事リスト30選」の記事も参考にしてみてください。

優先順位の決め方は「重要度」と「所要時間」で考える

家事の優先順位は、重要度と所要時間を考えるとおのずと決まってきます。

家事をしていると、同時にいくつもやらないといけないことが浮かんできますよね。

例えば、夕食の時間帯を例にしてみます。

下記の家事の優先順位を決めていきます。

  • 夕食の支度
  • 明日のお弁当準備
  • 食器洗い
  • 子どもの明日の着替え準備

すると、下記のような順番で決まっていきます。

りさ

子どもの着替えは忘れたらいけないし、すぐ終わるから先に準備!夕食の支度をしながら、明日のお弁当の準備をしちゃおう。食器の洗い、サイアクできなくてもOK。

重要度と所要時間をわかりやすく図にしてみました。

クリックで拡大します

優先度が高くて所要時間が短い

優先度が低くて所要時間が長い

この考えを意識すると、優先順がカンタンに決められます。

りさ

基本はコレです。ここに育児が加わるとさらに難題になります…。

看護師の仕事では、2つ以上の出来事が起きることを「多重課題」といいます。

命の危険や安全管理、時間管理など様々な条件を加味して、瞬時に優先度を決めます。

その訓練のせいか、家事をやっていても、優先順位決めの思考がこびりついています(笑)

1週間や1ヶ月の単位で調整する

家事は1日でやろうとせず、1週間や1ヶ月のスパンで計画を立てると効率的です。

短時間で、全てをこなすのは難しいですよね。

週や月単位で帳尻合わせをすればいいと考えると気持ちがラクになります。

りさ

例えば、風呂掃除は今週のどこかでやる!シーツを洗うのは来週にしちゃおう、など。

今すぐ支障がでるものでなければ、どこかでやれば大丈夫です。

一度やればずっとラク!家事の仕組み化アイデア

家事の仕組み化は、一度取り入れると、日々の負担がぐっと軽くなります。

最初は面倒かもしれませんが、あとがラクになりますよ。

りさ

ここでは、実際に取り入れやすい具体的な「仕組み化のアイデア」をご紹介します。

掃除道具は置き場所と使いやすさがポイント

掃除道具は、置き場所と使いやすさを考えることが大切です。

置き場所

掃除をする場所に、適切な掃除道具を置くとスムーズです。

「あ、汚れ!」と気付いても掃除道具が見当たらないと、やる気を失ってしまいますよね。

例えば、以下の工夫をすると良いでしょう。

  • 風呂場にスポンジをおく。
  • 洗面台にブラシをおく。
  • テレビ横にハンディモップをおく。

わが家では、こんな感じで洗面所にスポンジとブラシをおいています。

りさ

汚れが気になった時に、すぐに掃除できるので便利です。

人間、少しの手間も嫌がる性質があります。

手間がかからない工夫で、家事のハードルが下がります。

使いやすさ

置き場所が大事なんだね。掃除機ならリビングにあるけど?

その掃除機は、すぐに使える状態ですか?

ものをかき分けて取りに行く、コンセントを差し込む、重たい。

上記のような状態だと、すぐそばにある掃除機ですらかけるのが面倒になります。

掃除機は以下のものにすると、掃除のハードルが下がりますよ。

  • 軽量(1kg以下)
  • 充電式でコードレス
  • ゴミ捨てがカンタン
  • コンパクトで収納しやすい
  • 静音性が高い

私は、日立 PVBS1Lを使っています。

上記条件を全て満たしています。また、パーツが水洗いできるのも良い点です。

標準モードの静音性も高く、子どもが寝ていても掃除機をかけることができました。

一方、デメリットは以下です。

  • 自立しない
  • ダストボックスが小さい

自立しないのは残念ポイントですが、フックにひっかけておくことができます。

私は掃除のたびにゴミを捨てているので、ダストボックスの大きさは気になりませんでした。

キッチン周りに使うものを全て配置する

調理中に使うものは、すべて3歩以内で取れる場所に収納しています。

キッチン道具や調味料が遠くにあると、その分移動時間がかかるからです

わが家では、調理や食事に必要なものは、すべてキッチン下収納にまとめて入れています

上段:カトラリー
中段:乾物など
下段:調味料

すべて半径1m以内に配置しているため、調理中に必要なものをすぐに取り出せます。

ちなみに、キッチン棚は使わず、備え付けのキッチン収納だけを活用しています。

りさ

また、物を最低限にすることも、効率化のポイントです。

買い物リストはアプリで

在庫が切れたときは、アプリで買い物リストを作っておくと、とても便利です。

タイムリーにリストに追加できるので、買い忘れを防ぐことができます。

私はiPhoneを使っているため、純正アプリの「リマインダー」を活用しています。

思いついた瞬間にリストへ入力できるのがポイントです。

りさ

店先で「あ!これも買うはずだったのに。」を防ぐことができます。

その他のおすすめアプリはこちら!

買い物チェック - シンプルでかわいいお買い物リスト -
買い物チェック – シンプルでかわいいお買い物リスト –
開発元:sky-nexus Inc.
無料
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このアプリのおすすめポイントは、店舗やジャンルごとにリストがつくれるところです

「ワンアクションでとれる」を意識する

「ワンアクション=一つの動作」でとれるよう意識することが大切です。

物を取り出すのに何工程も必要だと、それだけで手間が増えてしまいますよね。

必要な物をパッと取り出せるようにすることで、作業へのハードルが一気に下がります。

例えば、以下の5つです。

  • 収納ボックスのフタをなくす
  • 玄関にカギ専用BOXをつくる
  • 玄関にコート掛けを設置する
  • ゴミ箱の底に替えのゴミ袋をおく
  • テーブル下収納にペンや体温計などの保育園グッズを置く

一つずつ解説していきます。

収納ボックスのフタをなくす

フタをなくすだけで、収納の出し入れがぐっとスムーズになります。

りさ

フタがあると見た目はきれいですが、開け閉めが意外と手間ですよね。

わが家では、衣類収納をすべてフタなしにしているため、簡単に取り出せます。

さらに、子どものおもちゃ箱もフタをなくすことで、自分で片付ける習慣が身につきやすくなります。

フタをなくすだけの簡単な工夫で、収納のハードルをぐっと下げることができますよ。

玄関にカギ専用BOXをつくる

玄関にカギ専用BOXを用意すると、カギの管理が格段にラクになります。

カギがどこにあるか分からなくなり、出かける前にあわてることってありますよね。


専用BOXがあれば、帰宅後すぐに片付けられ、外出時も迷わず見つけられます。

カギ専用BOXを置くだけで、日々の「カギを探すストレス」が無くなります。

玄関にコート掛けを設置する

玄関にコート掛けを設置すると、コートをその場でサッと収納できるようになります。

帰宅後、コートを椅子やソファに置きっぱなしにしてしまうと、部屋が散らかりがちです。


玄関に掛けられる場所があれば、帰宅時の片付けが自然と習慣になります。

りさ

汚れや花粉を家の中に持ち込まなくなるのもメリットです。

わが家では、玄関上部につっぱり棒をつけて、コートをかけられるようにしています。

玄関にコート掛けをおくと、部屋がスッキリ片付きますよ。

ゴミ箱の底に替えのゴミ袋を入れておく

ゴミ箱の底に替えのゴミ袋を入れておくと、袋の交換がスムーズになります。

袋を取りに行く手間が省けるので、ゴミ出し後すぐに新しい袋をセットできます。


「後でやろう」と思わずに済むので、ゴミ箱が使えなくなる状態も防げます。

りさ

夫もこれで、ゴミ袋をきちんと設置してくれるようになりました。

わが家では、臭いを放ちやすい燃えるゴミはフタ付きのゴミ箱にいれています。

それ以外は、タワーの3分別ダストワゴンを使用しています。

メリット
・デメリット
  • フタがない
  • ワンアクションで捨てられる
  • 袋の交換がラク
  • 目隠しがあるから、見た目がスッキリ
  • ゴミ袋が床につかない
  • キャスターで移動できる
  • ゴミ箱にしては高値
  • ごみが少ないうちは、袋が外れやすい
  • 臭いがするゴミには適さない

値段が高く購入を迷っていましたが、早く買えば良かったと思う商品です。

「意外と小さかった」という口コミもあるため、購入前のサイズチェックは必須です

りさ

少しの工夫や便利なアイテムで、ゴミ袋の交換をスムーズにしちゃいましょう。

テーブル下収納に保育園グッズを置く

テーブル下に保育園グッズを収納しておくと、忙しい朝でもサッと準備ができます。

保育園に必要な体温計やペン、連絡帳などを一箇所にまとめておくと、探す手間が省けます。

りさ

テーブル下なら、座りながら準備ができて効率的ですよ。

テーブル下に収納を設置し、保育園で使う物をセットしておくと便利です。


さらに、夜のうちに準備をしておけば、朝のバタバタが軽減します。(←理想)

テーブル下収納に保育園グッズをまとめて、朝の準備をスムーズにしましょう。

無理なく続けられる家事効率化のコツ

家事を仕組み化したけど、続かない…。

途中で元のやり方に戻ってしまうこと、ありますよね。

ここでは、続けられるための工夫や考え方について、2点お伝えします。

  • 仕組み化は動線から考える
  • 自分にあったやり方を選ぶ

仕組み化は動線から考える「実際の動きをしてみる」

SNSで見たおしゃれな収納方法を真似して、とりあえず空いているスペースに設置。


これ、やったことありませんか?

私は、SNSを真似てやっていました。

もちろん取り入れて良かった工夫もたくさんあります。

でも、使い勝手が悪いなと思ったら、すぐに変更しましょう!


家事を効率よく進めるには、実際の「動線」から考えることがとても大切です。

りさ

動いてやってみるとわかりやすいです!

お風呂後の動線の場合、

  • お風呂から上がってすぐタオルをとりだしたいな…
  • 次に保湿剤があったら便利だな…
  • 足拭きマットはすぐ片付けたいな…

上記のような動きがあります。これらに対応すると、

  • タオルを浴室横に設置しておく
  • 保湿剤も近くに設置
  • マットを干せるようフックをつけておく

上記のようになります。

いつもの動きをやってみると、おのずと収納場所が決まってきます。

自分にあったやり方を選ぶ「性格や家族構成を意識する」

続けられるやり方やライフスタイルに合わせると無理なく続けられます。

流行りのやり方が、しっくりこないこと、ありませんか?

例えば、アプリでタスクを管理するのが得意な人はデジタルツールを活用。
一方で、手書きが好きな人は、ホワイトボードで管理するのも効果的です。

「自分や家族に合った方法」を見つけることで、効率化の仕組みがストレスなく続けられます。

家事をラクに!便利アイテムで効率アップ

これまで、優先順位の付け方や、仕組み化の方法をお伝えしてきました。


「それでも時間が足りない!」という忙しい日々には、便利アイテムを活用するのが最も早い方法です。

例えば、ロボット掃除機なら、床掃除を自動で任せられて大幅な時短に。


キッチンでは食洗機や調理家電にまかせて、料理の負担を軽く。

こうした時短家電について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!


りさ

便利なアイテムを上手に取り入れて、家事の負担をさらに減らしましょう!


まとめ:家事の仕組み化で、もっとラクして自分時間を増やそう!

今回は、家事をラクにするための「仕組み化」についてご紹介しました。

以下に5つのポイントをまとめます。

  • 家事を仕組み化すると、考える手間や無駄な動きを減らすことができる。
  • 優先順位は、「重要度」「所要時間」で決まる。
  • 一度仕組み化してしまえば、あとはラクラク。
  • ワンアクションで作業が始められる配置や動線を意識する。
  • 便利アイテムや時短家電を上手に活用する。
りさ

まずは、「やること」「やらないこと」から仕分けしていきましょう。

家事を仕組み化して、自分の時間とゆとりを増やしていきましょう!

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この記事を書いた人

二児の母/総合病院看護師歴10年/外科病棟、外来勤務経験あり/FP3級

看護師×2児ママ|忙しい毎日でも家事や育児を効率化してラクに!看護師ならではの時間術や実体験をもとに、働くママが笑顔で過ごせる暮らしのヒントを発信中!

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